2023年のお正月、
三溪園で文化芸術にも造詣が深かった原三溪が暮らし、当時の文化人の方々との交流の場にもなった鶴翔閣が一般公開されます。
三が日に開催される三溪園の催しと共にアトリエ・Kinamiでは蒔絵の第一人者である箱瀬淳一氏、古典織物の研究者であり制作者の中島洋一氏の作品をご覧いただきます。
それと共に、折形や日本刺繍、お正月に相応しい石塚智之のオリジナルの扇の他に、日本画家の小田賢氏、書家の小熊廣美氏にも扇面の制作をしていただきました。染色の作品も併せてご覧いただきます。
是非、ご来場ください。
プロフィール
1975年に蒔絵師である田中勝氏に師事し、5年後に独立。そこから自らの感性に従い作品を作り続けてきました。時には時代に抗い、きらびやかな蒔絵が全盛期とあれば敢えて無地の漆器を作り、周りが無地に寄れば、自分を蒔絵で表現しました。
現在は普段使いの漆器を提案しながら、銀座和光ホールでの個展やヴァンクリーフ&アーペル、クリストフルなど海外のブランドともコラボレーションし、新たな漆の形も追求するため日々仕事に励んでいます。公式HP
プロフィール
多摩美術大学卒業。古典織物の研究、修復、復元、保存、制作に携わる。伝統文化ポーラ賞 奨励賞、 民族衣装文化功労者 きもの文化賞、S&R財団 ワシントン特別賞等受賞。
2022MIHO MUSEUM 対鹿連戯獣大円紋緯綾錦絹裂外衣修復、復元
プロフィール
埼玉県在住
日本書道専門学校研究科終了後、北京師範学院留学、国内外で作品を発表。現在、書の教室を、東京、横浜で開講中。
筆を落とせば、書になる、といえばなる。他の人からみればどうでもいいことを、ああじゃない、こうじゃないと筆と戯れる。